外見を整えるとメンタルヘルスに好影響!?

メンタルヘルス

外見とメンタルの関係性とは?

皆さんは、外見に気を遣うことを皆さんどう思いますか?

また、どんな外見がいいなと思いますか?、

自分を磨くことは素晴らしいことだ!という意見もあるだろうし、人は見た目じゃない心だ!という意見もあると思います。

もしくは、おしゃれな人はいいな。自分にはとても・・・という人や人が不快にならない程度に気を遣うかった方がいいかもと思うか人もいるかもしれません。

外見についての意見って結構分かれると思います。
同様に、どんな外見がいいのかというところも人それぞれ分かれるところですよね。
外見って人それぞれの物差しがあって、良い悪いを判断されやすかったりします。
外見はその人を表す大きな一部です。

そして何より!人から見られている自分に関わる部分です。
髪型を思い切って変えた次の日、他の人はどう思うかな?って少し緊張したりしませんか?

人間は社会的な生き物なので、人からどう見られているのかで、感情や行動が変化したりすることはとても多いです。

つまり、人からどう見られるかに関わる外見は、あなたの感情や行動にも関わる部分が多いのです。

今回は、実は、あなたの行動や感情に影響を及ぼしているかもしれない外見から、
あなたのメンタルヘルスについて考えていきましょう。

外見が変わると、自分も変わる?


服屋さんで素敵な服を見つけて、その服をきてお出かけにいく時、私はとてもワクワクした気持ちになります。他にも、美容室で自分の想像よりも、素敵な髪型にして貰えた時や、初めてメイクをした時とてもワクワクしました。

外見に気を遣うことは、精神的健康に良い影響をもたらします。

実際研究でも言われていて、外見に気を遣うことで、自信や積極性が高まり、心理的安定が促される、社会的集団への適応感が上がると言った効果が報告されています。

他にも自分の良い部分を強調できたり、欠点を隠せる、変身願望が充足される、創造することを楽しめるなどの効果もあるようです。

医療の現場ではリハビリメイクというものが行われていて、傷やあざのある患者さんにその傷を隠すようなメイクを施すことが行われています。実際、リハビリメイクを行うことで、前向きな気持ちになれたということも報告されています。

外見をよくすることで、ポジティブな感情が喚起されやすいわけです。

また外見によって気持ちが変化することもあると思います。例えば、スーツを来て、髪もビシっときめていたら気持ちが引き締まるなんてことありますよね。

ある研究で、スーパーマンのTシャツを学生に着てもらい、自分についてどのように感じるかという実験を行った所、スーパーヒーロのTシャツ来たことで自信が増しただけでなく、体も強くなったかのように感じたという報告がされています。

スーパーマンの力持ち。超人といったイメージが自分に取り込まれたわけです。このように外見を変えることで、自分のイメージが変化するということも起こります。

何か気分を変えたいと思ったり、自分に自信がないと思った時まず外見から変えてみるというのもいいのかもしれません。

・ 外見を整えることで心理的に安定し、社会への適応感が高まる
・ 気分を変えたいときは、まず外見を変えるのがいいかも!

参考:大学生における化粧行動と主観的幸福感に関する日韓比較研究 

外見は、悩みにも繋がる・・・・


一方外見は悩みに種になることも多いですよね。最初に、外見は人から見られている自分に関わる部分で良い悪いの判断がされやすいというお話をしたと思います。

正直な話、外見のいい人は優遇されやすい傾向にあります。イケメンや美人というだけで、注目が集まりやすいものです。世間的なイケメン像や美人像があるからこそ、その人達と自分をつい比べてしまいますよね。劣等感を感じたり、悩んだりすることもあるのではないでしょうか。

研究でも、自分よりも身体的に魅力的な他者を目撃した際に、否定的な気持ちが生じ、それが日常的に繰り返されることで、精神的健康を保ちにくいと報告されています。

また、外見が自分の価値を決める上で重要であると感じている人ほど、否定的な感情が生じやすいようです。

参考:外見スキーマが精神的健康に与える影響――女性を対象とした横断研究―― 

外見の悩みはどこから?

外見には、ポジティブな影響をもたらす場合もあれば、逆にネガティブな影響をもたらす場合もあるというお話をここまでしてきましたが、それらは、表裏一体の場合もあるのではないでしょうか。

外見をよくしたことで、自信を得られるかもしれませんが、自分の見た目に対する人の評価を気にするきっかけにもなり得ます。そうすると今度は自分の外見と人を比べ、劣等感で悩むのではないでしょうか。

外見について悩む時は、人の評価にこだわってしまうことが原因の1つとして考えられます。

では、なぜ人の評価にこだわってしまうのかよくわかる研究があるのでご紹介したいと思います。

その研究では研究協力者の女性に化粧を施し、非常に美しく変身させ、女性の反応の変化を見るという研究です。女性は 化粧が終わって鏡で自分の顔の変化を確認した時はまだ不安げな表情をしていて、 行動も自信なさげでした。

しかし、部屋を出て、顔見知りの男子学生に感嘆の声を上げられると、女性の表情が誇らしげに嬉しそうになり、背筋がピンと伸び、行動も堂々としてきたそうです。

この研究から私達は、自分に向けられた他者の反応を通して自分が今、人の目にどのように映っているかを知る、ということが分かります。

自分では自分の見た目の評価がわからないからこそ、他者の評価を過度に気にしすぎてしまうだと思います。

人の評価を自分の自信に変えたり、他者の評価を踏まえて、さらによくしていくということができるならば良いのですが、自分が他者にどのように映っているかを敏感に気にして、他者の視点から自分を見るようになると今の自分を受け入れられなくなったり、否定したりしてしまい苦しくなります。

・ 一方で外見を整えることで、自分と他人の外見を比べてしまうきっかきになることも。
・ 私たちは他人の目を通して自分を見ている。

引用:顔の印象と対人的影響

外見とメンタルヘルスの問題にどう向き合う?


自分の外見について、他者の評価を気にしすぎることは苦しいというお話をしてきましたが、自分の外見とどのように向き合っていくことが、自分のためになるのでしょう。
 
ある研究では、おしゃれの二面性について言及されています。おしゃれは、自分らしさを確認することを目的としている「内面的おしゃれ」と、他者から見られる部分の着飾りを目的とする「外面的おしゃれ」があると言われています。

外面的おしゃれは、 自己受容や信頼、自分の希望の実現への志向性を高めると言われていますが、対人場面での不安を避けるために、過度に周りと合わせてしまうという恐れが言われいます

一方で、内面的おしゃれは、自分の内面的満足をもたらす行動に繋がると言われていて、自分らしい服装をすることで、自己表現ができたり、アイデンティティの確率も促すと言われています

・外見を整えるとポジティブな側面とネガティブな側面の両方がある!
・「内面的おしゃれ」と「外面的おしゃれ」を意識し、ポジティブとネガティブのバランスをとることが大切!

引用:おしゃれの二面性に関する研究

まとめ

外見から理想の自分に近づけていくことでより自分に自信がついたり、気分転換になったりと、外見を変えることで、心にポジティブな影響をもたらすことも多いです。

外見を他者から認められることは自信をつけていく上での大切な過程の1つとも言えると思います。

ただ、自分はどうなりたいのか、理想の自分のイメージを自分の中で持っておくと、過度に他者の評価を気にして不安になったり、劣等感に悩むことがないのだと思います。

自分はどうなりたいのかを考えることが、人の評価に影響されやすい外見について考える時は大切になってくるのではないでしょうか。
 

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この記事を書いた人

ことり

心理系大学院に通う、大学院生。カウンセラーを目指し、臨床心理学について学んでいる。学んだことを言葉にして、伝えていくことで学びを深めていきたい。

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