やりたいことを見つける方法

自分を知る

はじめに

最高の幸福は、自己実現することであり、私たち生物の潜在能力が100%発揮されることである。 (the highest level of happiness—self-actualization—is being able to express all the potentialities inherent in the organism.) - Csikszentmihalyi, Mihaly. Good Business. Penguin Publishing Group.

こんにちは。私たちが生きるうえで「やりたいこと」があると生活に彩りを与えることと思います。日々そのことについて考えを巡らせ、実践し、追求していくことは、かけがえのない体験になることでしょう。

そんな中で「やりたいことが見つからない」という悩みをお持ちの方もおられると思います。「興味はあるのだけれど、それがやりたいことがどうかわからない」というような悩みを抱えていらっしゃるかもしれません。

私は「こころをかるくする」というテーマで発信を続けていますが、この活動がだんだんと「やりたいこと」に変わっていっているのを日々実感しています。

今回は私が今まで生きてきた中で「やりたいこと」を見つけるのに大切だと感じることを紹介させていただきます。

こころに正直になる

例えば、仕事の先輩に「私の『やりたいこと』って何でしょうか?」と聞いても、その先輩は絶対に答えを知りません。あなたの「やりたいこと」は、あなたの内側にしかないからです。 - 八木仁平 『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド』 株式会社KADOKAWA.

まずはじめに「こころに正直になること」が大切です。これは「好きなことは好きである」「嫌いなことは嫌いである」と素直に言えることと似ています。私達は子供のころは素直に自分の好き嫌いを表現できますが、大人になるにつれて、往々にして好き嫌いを素直に表現できなくなります。それは「大人だからこうあるべき」というような考え方が素直になることを妨げてしまうからです。

ですので、まずはこの「思考の垣根」を払ってあげる必要があります。つまり垣根を払うことで物事をありのままに見やすい状態にするのです。そのために次のワークを試すことがおすすめです。

  • 好きなことを書き出してみる
  • 嫌いなこと・苦手なことを書き出してみる

このとき大切なのが「誰かに見せることを考えない」ことです。誰かに見せる前提で書くと、どうしても見られることを意識してしまいます。すると素直に自分の気持ちを表現することが難しくなってしまいます。ですので自分一人のものとして書く。自分だけの気持ちとしてまずはありのままを書き出してみるんです。

すると、意外な発見がきっとあるはずです。「そういえばこれは好きだな」とか「ああ、あれは苦手だったな」というふうに。自分のこころに眠っている「好き嫌い」が溢れ出してくるんです。すると今までとは違った自分が見えてくると思います。そして自分のことを以前よりも知ることができるはずです。

このワークを行うことで自分の「やりたいこと」「やりたくないこと」を明確にする一歩を踏み出せると思います。ですのでやりたいことが見つからない方は、まずここからはじめてみることがおすすめです。

興味があることをとりあえずはじめてみる

人に相談したって仕様がない。まず、どんなことでもいいからちょっとでも情熱を感じること、惹かれそうなことを無条件にやってみるしかない。情熱から生きがいがわき起こってくるんだ。情熱というものは、”何を”なんて条件付きで出てくるもんじゃない。無条件なんだ。- 岡本太郎『自分の中に毒を持て』 青春文庫.

先に述べたワークによって、もしかしたら「興味のあること」が頭に浮かんできたかもしれません。もし浮かんだのであれば、まずはそれをはじめてみることがおすすめです。何の準備もいりません。今そのことに関してできることをなんでもいいので初めてみます。

このとき大切なのは「毎日1分をこなす」ということ。いきなり「毎日一時間やるぞ」と決めてもなかなか続けるのは困難です。しかし毎日1分なら特に問題なく続けることができるはずです。

「毎日1分では意味がないのでは?」と思う方がいらっしゃるかもしれません。しかしここではまず「興味のあることをやり始めること」が大切です。成果を出すのは二の次です。成果を出そうと気負わなくても大丈夫なんです。ですのでとにかく1分何も考えずに続けてみるということが大切になってきます。

そしてある程度続けた結果「面白くない」と感じたらやめても大丈夫です。むしろ嫌なまま続けてしまうと「嫌なことでも続けなきゃ」ということを身体が覚えてしまうので、スパッとやめてしまうことが大切です。そしたらまた興味のあることを始めてみる。そしてこれを続けると「やりたいこと」が見つかるかもしれないし、そうでなくてもきっと何か学びがあるはずです。

「好きなこと」「得意なこと」を考える

「やりたいこと」とは「『好きなこと』を『得意なやり方でやる』こと」- 八木仁平 『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド』 株式会社KADOKAWA.

先ほどとは少し違って、「やりたいことを論理的に探す方法」があります。それがこの「好きなこと・得意なこと」を見つけることです。自己理解の専門家である八木氏は「それぞれの共通部分」が「やりたいこと」であると説明しています。

そして「好きなこと」「やりたいこと」のそれぞれは次のように説明されています。

  • 「好きなこと」とは「自分の情熱がある分野」のことです。
  • 「得意なこと」とは「自然と人よりも上手くできて、やっていて苦なく心地よいこと」

私たちは「好きなこと」であったとしても、やり方を間違ってしまえば大成することはありません。例えば、いくら「旅行」が好きであったとしても「旅行会社で働くこと」が得意でなければ、その会社で成功することは難しくなってしまいます。

逆に、いくら「得意なこと」であったとしても、その分野に情熱を注げなければ、やりがいを感じられなくなります。

ですからこれらの共通部分を探っていくことで、自分が真に「やりたいこと」を見つけられる、というのが八木氏の主張です。確かに興味のあることをやってみることは大切ですが、ただ闇雲に手あたり次第やるだけよりも、少し論理的にアプローチしていくほうが成功率が高いと言えそうです。

まとめ

今回は「やりたいことを見つける方法」について紹介しました。私もメンタルヘルスに関する発信を続けてきて、見ていただける方の反応があったりすると「やっていてよかったな」と感じることがあります。そこから、自分が「これは表現したい!」と思うものを見つけ、自由に表現し、追求していくことは人生に必ずプラスとなる経験だと感じました。

もしこの記事が読んでいただける方の「やりたいこと」を見つけるきっかけとなれば幸いです。

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