内向型と外向型の幸せについて

内向型

概要

今回の記事では以下の文献を参考に記事、内向型と外向型の幸せについて紹介させていただきます。

内向型も外向型も「自尊心」の程度に差はない

内向型と外向型の両方とも高いレベルの幸せを達成することができる。幸せな外向型と幸せな内向型のグループを比較したとき、両者の自尊心に大きな違いはなかった。
(Both introverts and extraverts can achieve high level of happiness, and comparisons between the portioned groups of happy extraverts and introverts reveal no significant differences in self-esteem.)

現在の社会では多くの場合、「社交的」や「活動的」といったいわゆる外向性が重んじられるということは以前記事で紹介させていただきました。(参考:社会は意外にも「外向型」である) しかし、私たちは外向型か内向型であるかに関係なく、両者とも同程度の自尊心を得られることが上記の論文では述べられています。

さらに、特定の人々は 「幸せな内向型」 と呼ばれ、「社交的」、「活動的」でなくても、進んで「一人でいること」を楽しみ、幸せを感じているというケースもあります。

外向性と主観的幸福の関係が多く語られる中で、実質的に小数の被験者は「幸せな内向型」と分類されたと、HillsとArgyleは報告した。彼らは「孤独(solitude)」を好み、内観的な活動を通して、より親密な関係や関わり方を好む傾向にある。
(Despite the relationship between extraversion and SWB, Hills and Argyle found that a substantial minority of subjects can be classified as “happy introverts”. These individuals prefer solitude, intimate relations and involvement in introspective activities.)

「神経質」になりすぎないことが重要

外向性と神経質の相互作用が自尊心に与える効果について、神経質のレベルが低ければ、内向型と外向型の間に効果の違いはないことが私たちの研究でわかった。一般的には、精神的に安定した個人は自身に満足しているようである。
(Concerning the effects of the interaction term (extraversion x neuroticism) on self-esteem, our results showed that for low levels of neuroticism, there are no differences between extraverts and introverts. In general, stable individuals seem to be comfortable with themselves. )

「神経質」のレベルが低く、精神的に「安定した」個人であるほど、私たちは主観的な幸福度が高いということが上記の文献で述べられています。先に述べたように、内向型でも外向型でも「幸せ」を感じている人たちが一定数いることから、私たちがどちらのタイプであったとしても、過度に悲観的になることは避けるべきだと考えられます。

余談

私も以前は神経質な性格でした。今も神経質な部分はありますが、以前はよりひどかったと自覚しています。しかし、それは私が「人に過度に合わせようとしすぎていたから」だと今になっては思います。私は嫌われたくないがために本来の自分とは違う自分を演じたり、体調が悪いのに飲み会の誘いを断らなかったこともあります。 つまり、そうした行動をやっていたことが「自分は好かれているのだろうか」という神経質を生んでいたのだと今になっては思うのです。

今はだんだんと自分のやりたいことを優先するようになってきました。以前の私はこれを「自分勝手」な行動で「人に嫌われる」ことだと思っていたかもしれません。 しかし、今の私は割りに安定した精神状態を保つことができています。ですから、「神経質になりすぎないことが大事」だという上記の引用は正解だと思いました。

この記事を書いた人

ミニマメンタル管理人

「ミニマメンタル」の管理人。
普段からメンタルヘルスに興味があり、元々好きだった「ミニマリスト」と掛け合わせて新たなサポートの形を提供するべく当ブログを設立。

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