ものを減らすことの効用

ミニマリスト

ものを増やしてきたわたしたち

日本に西洋文化が流入してきてから現在まで、私たちはもの増やすことを常に考えてきました。それはある意味では正解だったのかもしれません。ものが不足していた時代もありますから、ものを蓄えておくことで安心を得ることができたかもしれません。そしてものを生み出し続けることによって日本という国は発展してきたという側面もあります。

しかし、私たちの生きる現代を考えてみたとき、果たしてものを増やし続けることはメリットとなるのでしょうか?メディアは私たちにものを買うことを促します。さらには、それを持っていない人たちたちはまるで劣っているかのような宣伝をすることもあります。そして私たちは安心を得るためにものを買ってしまう。果たしてこのような状況でものを減らすことの良さに気づけるような環境にあると言えるのでしょうか?

今回は私がものを減らしてみて感じた個人的な効用について紹介させていただければと思います。

こころの余裕がうまれる

ものを減らすことによってこころの余裕は必ず生まれると感じています。具体的には次のものが減ることによって、結果的にこころの余裕がまれることになります。

  • 掃除の手間が省ける
  • 探し物の手間が省ける
  • 「片づけなきゃ」と思わなくなる

最初の二つは時間的な余裕がうまれる理由で、3つめは精神的な余裕をうみだすものです。

時間はいうまでもなく私たちに必要なものです。日々のタスクに忙殺されていては、自分の時間を持つことはできなくなってしまいます。そして、どんなに忙しい生活が好きだという人でも24時間365日働き詰めでよいということはないはずです。

さらに「片づけなきゃ」という思いは、徐々に精神的なダメージを蓄積させるものとなります。部屋が散らかっていたり、ものであふれかえっている状態であるとき、それを見るたびに「片づけなきゃ」と思えてきます。それは徐々に私たちのこころから余裕を奪ってしまっているはずです。この思いから解放されれば、私たちのこころは相当に軽くなるでしょう。

自分に本当に必要なものに気づける

そして、ものを減らす最大の利点とも言えるのが「本当に必要なものが明らかになる」ということでしょう。ものを減らすということは、必然的に「自分には何が必要なのか」ということを考えることになります。なぜなら、わざわざ必要なものを捨てて、不要なものを残そうとは思わないからです。

例ではありますが、ものを減らす際には以下のようなことをこころがけることがおすすめです。

  1. まずは直感的に 「必要なもの」「わからないもの」「不要なもの」 を選別する作業を行う。「不要なもの」は捨てる。
  2. 「わからないもの」の中で、1年間使っていないものは恐らく今後も使わないので捨てる。
  3. 残ったものはとりあえず取っておいて、しばらくしてから、また1の作業を行う。

これを定期的に繰り返し行うことで、ものの絶対量は確実に減っていくはずです。そして想像してみてください。自分に本当に必要なものだけに囲まれて過ごす日々を。それはとても幸せな時間であるような気がしてきませんか?

本当に必要なものに囲まれる生活は、わたしたちのこころにも影響を与え始めます。 つまり、精神的な面でも「本当に必要な時間を過ごしたい」という気持ちが芽生えてくるんです。

本当は行きたくないけど仕方なく行っている飲み会。本当は苦手だけどついつい誘われたら付き合ってしまう知り合い。完全にそれらの時間を断ち切ることは難しいけれど、そういった時間との向かい方を考えることができるようになるのです。私たちは完璧ではありませんから、すべてのことに全力を注ぐ必要はないのです。

物質的な余裕がうまれる

3つ目はなんといっても「物質的な余裕がうまれる」ことです。これは具体的には次のような効果によってもたらされます。

  • 余計な買い物をしなくなる
  • 金銭的な余裕が生まれる

まずもの減らすことによって余計な買い物をしなくなります。 私たちの脳は、一度きれいになったり改善されたりしたものを保ちたいという欲求がありますから、自然と「これは必要ないから買わないでおこう」という意識が芽生え始めるんです。

例えばノートを新調したとき、初めのうちは「きれいに使おう」とすると思います。これはやはりきれいなものはきれいに保ちたいという欲求があるからです。そしてこの一貫性を保ちたいという欲求によって、自然と物欲は抑えられていくのです。

そして当然ですが、物欲が抑えられれば金銭的な余裕がうまれることになります。金銭的な余裕が生まれれば、上述したように、本当に大切なものにお金を使うことができるようになるんです。

すると、私たちの部屋は「自分が本当に好きなもの」で満たされていきます。そうすればついついあれこれ買ってしまったり、買い替えたりということも少なくなります。結果的に好循環が生まれるのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は私の考える「ものを減らす利点」について紹介しました。上述しておりますが、ものを減らす最大の利点は 「自分が本当に必要なものに気づけること」 です。

わたしたちの時間は有限で、しかしそれだからこそ意味があります。しかしわたしたちはすべてのことに時間を注ぐことはできませんから自分が本当に大切にしているものごとを見極めていかなければならないのです。 そして私は「ものを減らすこと」つまり「ミニマリズム」がその助けとなってくれると信じております。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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