気分が重いときこそ「小さな成功体験」が必要です

メンタルヘルス

気分が重いときこそ小さな成功体験が必要

・憂鬱な気分になると、自分自身のことや将来の可能性について、ネガティブに考えてしまいがちです。誰しもネガティブに考えると疲れます。

・憂鬱な気分になった人はベッドに入り、たくさん睡眠をとろうとします。でもここで知るべきなのは、疲れというのは悲しみが形を変えたものであるということです。眠っても、悲しいことはなくなりません。気分が重いとき、本当に必要なのは、睡眠よりも成功体験です。 - 鈍感な世界に生きる 敏感な人たち (P107)

私たちが生きている限り、憂鬱な気分に苛まれてしまうことは多々あります。そういう気分のときは、体がどっと疲れているような感じがし、何もする気力が湧かないときもあります。

しかし、悲しみによって疲れているからといって、ベッドに横になることは、根本的な解決にはならない というのがこの本の著者であるイルセ・サンさんの主張するところです。

確かに、何か悲しいと思わせるようなことが根本的に存在している状態では、寝て起きても、やっぱりそのことを考えてしまいます。そういった状態で、本当に必要なのは小さな成功体験であるとイルセ・サンさんは主張します。

目標を設定するなら、ベッドから出て、郵便ポストの郵便物をとりにいくだけでもいいかもしれません。これは成功体験となりやすいでしょう。自分が何がしたいのかわからなくても、とりあえず何かしてみてください。(p107-p108)

目標を低く設定することが大切

HSPの人の多くは自尊心が低く、自分自身に高度な要求をしすぎることで、自身のなさを補おうとします。しかし、要求が高度であるがゆえに、繰り返し失敗を味わい、このことが自尊心に負の影響を及ぼします。 (p213)

物事をネガティブにとらえすぎてしまう人は、往々にして自尊感情が低い傾向にあると私は思います。 これは実際に私がそうだから言えることでもあります。そして、自尊感情の低い人の多くは目標を高度に設定しすぎているということがイルセ・サンさんの主張するところです。

目標が高すぎる場合、他の人が「成功だ!」と思えるようなことを成し遂げたとしても、どうしても達成したという感覚が得にくくなってしまいます。そして、それがゆえに、「失敗した」という感覚がどんどん募っていき、それがさらに憂鬱な気分を催すという悪循環に陥ってしまうのです。

ここで、冒頭でも紹介させていただいた「小さな成功体験」を積み上げていくことがとても重要になってくると私は考えています。ここで、私が普段気を付けていることを紹介させていただきたいのですが、自尊感情が低くなってきてしまった場合には次のことをやるようにしています。

  • 部屋の掃除をする
  • 皿洗いをする
  • 洗濯物を片づける

これらのことが直接的に何か利益を生むことはありません。ですから、やる前は「こんなことやって意味あるのか」という感覚さえ覚えることもあります。

しかし、実際にやってみると、これらの行動は達成感を生み出します。 自分が実際に何かをしてそれを達成できたという 「小さな成功体験」を積み上げることができるのです。

まとめ


今回の記事では「小さな成功体験」をすることの大切さについて書かせていただきました。まとめると次のようになります。

  • 憂鬱なときこそ「小さな成功体験」をすることを心がける。これは郵便物を取りに行くというようなことでもよい。
  • 目標設定を低くすることで、小さなことでも「達成感」を味わいやすくする。

私たちが生きていく中で、常に一定の気持ちでいれるわけではありません。日々楽しいと感じる瞬間があったり、逆に落ち込んでしまう瞬間もあります。楽しいと感じている瞬間はとても大切ですが、逆に落ち込んでいるときにどのように自分と向きあうかを考えることもとても大切だとわたしは考えています。

今回の記事が読んでいただける方の、憂鬱な気持ちを解消する参考になれば幸いです。

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