私が読書を始めた理由③

メンタルヘルス

概要

私は前回、そして前々回と「私が読書を始めた理由」について書かせていただきました。

私が読書を始めた理由①
今回のテーマは「なぜ私が読書を始めたか」についてです。僭越ながら、今回はこちらのテーマについて少し書かせていただければと思います。
私が読書を始めた理由②
前回「私が読書を始めた理由」について書きました。今回はその続きです。

今回もその続きとなります。

考えすぎて鬱のようになった

前回は村上春樹さんの話を多めにさせていただきましたが、私は彼の小説を読んでいくに連れて、だんだんと読書が好きになっていきました。文字を追いながら、書かれている情景を思い浮かべていくのは、さながら物語の世界を旅しているような気分になれました。そこで味をしめた私は、もっと様々なことを考えたいと思うようになりました。そしてこれが泥沼にはまっていくきっかけとなってしまいました。

当時の私はとにかく暇でした。読書したとしても、空いた時間のすべてを注ぐわけではありませんから、当然なにもしていない時間が生まれるわけです。当時、私は小説と平行して「哲学書」であったり「心理学」の本も読むようになっていました。いわゆる「死とはなにか」や「意識とはなにか」というようなある種哲学的な命題に頭を悩ませ始めたのです。

当然、私は優秀な哲学者でもなければ、卓越した心理学者でもありません。ただのパンピー(一般人)です。それにもかかわらず、今までどんなに優秀な天才でも説くことの出来なかった命題に果敢にも挑もうとしていたわけです。

時間だけはたっぷりありますから、考えるわけです。ひたすら、ただ黙々と。死や生について考える。そうすると、普通の人は鬱々とした気分になります。 そしてそれは私も例外ではありませんでした。

しかしながら、本来読書というものは鬱々とした気持ちを和らげてくれるものです。人類は700万年も前からこの地球上で生活しており、あるときから自分たちの考えや生活の様子を「文字」として記録し始めました。それが脈々と続いて今でも「本」として形に残っているわけです。つまり、大抵の悩みは、同じような悩みを持つ人が過去にもいて、その人たちの誰かが「本」としてその苦悩や解決策を残してくれているはずなのです。 ですから、そういった本を読むことで気持ちが軽くなったり、問題が解決したりします。

また、「本」を精神的な問題を解決する「薬」として使う読書療法というものも存在します。これは英語でbibliotherapyと呼ばれ、諸外国でも使われている立派な心理療法です。

実際に、読書療法は子供から大人まで、鬱的な症状を軽減する効果があることがわかっており、特に大人のほうがその効果が大きいこともわかっています。

・At posttreatment, bibliotherapy was significantly more effective than the control conditions in reducing the symptoms of depression or anxiety(治療の後、読書療法は治療を受けていない統制群よりも、鬱や不安といった症状を軽減する方向で驚くべき効果を見せた。)

・We also performed subgroup analyses for efficacy outcomes in different categories (types of disorder, mean age, control conditions, and parental involvement) of studies and found that bibliotherapy has been more effective in depressive adolescents.(また、効能の結果に対して様々なカテゴリー(障害の種類や平均年齢、統制条件、親の関与の有無)からの分析も行ったところ、読書療法はうつ病の大人により効果的であることがわかった。) - Comparative efficacy and acceptability of bibliotherapy for depression and anxiety disorders in children and adolescents: a meta-analysis of randomized clinical trials

でもやっぱり読書は楽しい

とはいっても、やっぱり読書をするのはすごく楽しいです。本から様々なことを学ぶことができますし、それによって自分の生活が改善されることもあります。中々自分一人だけで考えを深めていくのは難しいですし、インターネットがどれだけ発展したとしても、「情報の深さ」という尺度で見ると、私は本のほうが優っていると思います。 ですので、なんだかんだありつつも読書を続けてこれました。

長々と3回に渡って「私が読書を始めた理由」について書かせていただきました。かなり自分語りな部分がありましたが、できる限り「私が読書によって揺れ動いた感情」みたいなものを記事に表現しました。 その一端を少しでも理解いただき、読書に親しんでいただければ幸いです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人

ミニマメンタル管理人

「ミニマメンタル」の管理人。
普段からメンタルヘルスに興味があり、元々好きだった「ミニマリスト」と掛け合わせて新たなサポートの形を提供するべく当ブログを設立。

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